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東洋美人の作り方

薬膳ラブレター:繰り返し風邪を引くあなたへ

生活していてすぐに風邪を引いてしまう人は身体が気虚という状態に陥っています。

気虚とは先天的なエネルギー不足!?

中医学では、人体の「気」というエネルギーを健康と関連付けて考えます。
その「気」はどこからくるでしょう?

「気」の種類

一般的に「気」というエネルギーは3種類に分類されます。

① 両親からの授かりもの

これは「元気」と呼ばれているもので、腎(体内の水分代謝のコントロールのほか、

ホルモン、生殖器、泌尿器、免疫系などを司るシステム)に温存されています。

最も基本的なエネルギーでよく知られているのが「元気」と言えるでしょう。

② 自然界の自然な空気から取り入れるもの

これは「宗気」といって、胸に温存されているエネルギーです。

③ 飲食によって得られるもの

食べたり飲んだりすることで取り入れられるエネルギー。

食べ物がエネルギーとなって血脉を流れていく・・・これは「英気」と呼びます。

気虚の原因は

脾・肺のエネルギー不足が気虚を招く

肺はエネルギーを呼吸に使っています。

腎は先にも書いた通り、体内の水分代謝のコントロールのほか、ホルモン、

生殖器、泌尿器、免疫系などを運営するのにエネルギーを使っています。

両者ともにエネルギー不足に陥った場合、気虚の特徴的な症状が現れます。

呼吸が浅くなり、汗ばんだり、発声がしづらい、咳こむようになったり。

また体内の水分代謝も低下していきます。

怒りの感情が気虚を招く

長い間、仕事や勉強などで強くプレッシャーを感じるようなストレスフルな環境下で

生活しているのは、風船に空気を入れ続けているのと同じ状況です。

パンパンに膨れていく風船は、エネルギー代謝が滞った身体と同じ。

どんどん新しい「気」が入りにくくなり、エネルギーが行き渡らない身体は自然とエネルギー不足に。

現代医学では、怒りを頻発させる状態は、血流を促し自律神経を司る「肝」機能を傷める原因であると認めていて、

快楽を得るための物質であるドーパミンの分泌までも減少させてしまいます。

イライラ=不健康!?

人は怒りを感じたとき、瞬間的に血圧が上昇します。

長期的、慢性的にプレッシャーを感じているときには脳神経が損傷する可能性があります。

記憶力の低下や集中力も低下するでしょう。情緒のコントロールさえ困難に感じるようになることも。

怒りを自覚する時、人は手足が冷たくなったり、全身の震えや話をするのが

難しいような感覚になっているのに気が付くはずです。

このような状態を長引かせてしまうと、健康を損なうことになります。

「怒り」は実態がないようで、実は体に様々な影響を確実にもたらすものなのです。

食べ物で「気」を補う方法

風邪を引いたときのオーソドックスな治し方は、通院して薬を飲んで、よくなったら薬を飲むのを止める・・・ですよね。

これは実は中国語では「治標不治本」と言って、起きてる現象(この場合は風邪の症状)を鎮めただけで、

本質的な解決はしていない状態にあると言えます。

身体は依然として「気虚」=また風邪を繰り返す状態です。

人は飲食物から、空気から気を取り入れているので、体の中にあるべき気の量が不足した時には、取り入れる気の量を増やす必要があります。
では、何を食べれば気の取り込みを増やすことができるのでしょうか?

一気に行きますよ~!
【冷性・寒質】体を冷やす
アスパラガス・りんご

【平性】体を温めも冷やしもしない
山いも(大和いも・長いも)・里いも・うなぎ・豆・豆腐・豆乳・納豆・うずら卵・鶏卵
じゃがいも・キャベツ・ブロッコリー・ヨーグルト

【温性】体を温める
牛肉・羊肉・鶏肉・えび・ふな・朝鮮人参
もち米・かぼちゃ・玉ねぎ・にんにく・にんにくの芽・らっきょう・にら・ねぎ
山椒・しょうが・きのこ・栗・山椒・花椒・くるみ・朝鮮人参・シナモン

冷・平・温の性質に分けて気を補う食材を紹介しました。

疲れが取れない時、風邪が治ったばかりでまだだるい時等、エネルギーが足りないと感じるときは

上記の食材を選んで取ってみてください。

気を補う重要な習慣

睡眠は「気」を補う養生です。

睡眠がうまくとれていない人は「気」を補う機会を失っているため、体は次第に「虚」へと傾いてしまいます。

人によって必要な睡眠時間は異なりますが、朝起きて夜寝る生活をしている人なら、

なるべく午前0時前に寝床に入り、最低でも6時間は寝るのがよいとされています。

理想的な睡眠時間は7時間半なので、なるべく近づける努力はしてください。

長ければ長いほどよいというものでもなく、「あ~よく寝た」という感覚を大切にしながら、

季節ごとに自分に適した睡眠時間を見つけましょう。

また、冷えがあると寝つきにくくなり、眠りの質も低下します。

体の表面が温まり、手足がポカポカして手足から熱が放散されると深部の体温が下がります。

これが眠気のスイッチとなるのです。寝る前に40℃のお湯に浸かって体を温め、ぐっすりとよい睡眠を得ましょう。

いかがでしょうか?

東洋医学の面白いところは、なんとなく不調・・・という未病の状態から回復する方法を治す方法があるところと、

プレッシャーを感じる状態やイライラが長引いているなどの感情の不調に関しても治療する方法があるところだと思います。

生活に東洋医学を取り入れて、うまく自分の体と感情をコントロールする方法を身に着けて、毎日快適に過ごせるといいですね。

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